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活動報告

2011年5月26日(木)例会報告

5月例会 「生きること」を考える

[caption id="attachment_606" align="alignleft" width="717" caption="市民参加の公開例会"][/caption]

5月17日(火)に松山市コミュニティーセンターにて5月例会が開催されました。今回は当年度3回実施される公開例会の第一回公開例会ということで「『生きる』事を考える」というテーマで、市民の皆様にも多数参加していただき行われました。

講師として 医療法人聖愛会松山ベテル病院 院長 中橋恒先生と NPO法人愛媛がんサポートおれんじの会 理事長 松本陽子先生をお招きし医療者として、または患者、家族としてそれぞれの立場で生きるという事についてお話をいただきました。

[caption id="attachment_607" align="alignleft" width="300" caption="講師 中橋 恒様"][/caption]

[caption id="attachment_608" align="alignleft" width="300" caption="講師 松本陽子様"][/caption]

お話には共通点がありました。今を大切に人との関わりの中で生きるということです。

中橋先生は患者との出会いを通じ、ホスピス医として残りの命をいかに充実した時間を過ごしてもらえるか、苦しみを共に荷い、励まし、痛みを和らげられるか、最後は感謝の言葉で旅立ってもらいたい。そうサポートできる医師でありたいと。医者は天職、全うする事が生きることと述べられました。

松本先生は、お父様をがんで亡くし、自身もがんを発症、闘病という経験を生かし苦しく言葉に出来ない本当の辛さに悩む、家族、患者の為、自分の命を使って生きて(サポートして)いきたいと。また若いときに大病したことで命、生き方を考えることができ本当によかったとお話しくださいました。

次に事前アンケートの発表、考察、質問などにお答えいただきました。松本先生は、生きるというテーマに正解はない、答えがないものを考え続けてほしいと。中橋先生は自分が生きている意味を見つめなおしてほしいとメッセージをいただきました。

生きることの答えは人それぞれ違うと思います。今日、その事を少しでも考えられた事が明日を生きていくことに繋がると感じました。

最後にお二人から、生きていくのに必要なものはどんな状態でも不幸と思われない社会、すべての人々を受け入れる社会であってほしい。松山を良くして下さいと我々に未来を託してくださいました。

大野理事長も挨拶で、生きている事の意味を考え生かされるのではなく生きる。それぞれが行動を起こし松山を元気にしていきたいと言っていましたが、まさに今、自分たちがしないといけない事はこのことだと思いました。

中橋先生、松本先生、貴重なお話ありがとうございました。

[caption id="attachment_609" align="alignleft" width="300" caption="質疑応答 門屋光彦君"][/caption]

[caption id="attachment_610" align="alignleft" width="300" caption="質疑応答 高橋誠二君"][/caption]

また、本日設営されました道しるべ委員会の皆さんお疲れさまでした。

今回、優秀委員会 道しるべ委員会の皆さん おめでとうございます。

[caption id="attachment_611" align="alignleft" width="300" caption="道しるべ委員会 和泉委員長&大野理事長"][/caption]

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