2011年8月9日(火)
サマーコンファレンス2011 IN 横浜
7月15・16日の2日間、パシフィコ横浜を中心に「かんばろうNIPPON サマーコンファレンス2011」が開催されました。このサマコンとは一体どのような会議なのかを少しだけ説明させて頂きますと、公益社団法人日本青年会議所が行っている運動を発信する場であり、各界を代表する著名人を講師としてお招きし、政治・経済・社会など様々なジャンルのフォーラム・セミナーが開催されます。このフォーラムやセミナーに参加することによって、参加者それぞれが感じたことを自らの地域に持ち帰り、魅力あふれる輝く地域を創り出すエネルギーを得ることが目的とされています。
本年度のテーマを「10年先の日本へともに歩もう確かな一歩!~進取の精神とクオリアの追求による「尊敬される日本」の創造~」と題し、16日はパネリストに野田佳彦氏・林芳正氏・池田健三郎氏を迎えメインフォーラムⅠが開催されました。このフォーラムでは、我々日本人が戦後復興を成し遂げた先人から継承しているアイデンティティを再認識し、社会問題に対して自らが行動をすることの大切さを、これからの「人・街・国」のあり方という切り口から具体的な課題を見つけ、10年先の日本が目指すべき姿を考えるパネルディスカッションを行いました。翌日のメインフォーラムⅡでは「次世代社会創造フォーラム」と題して、北海道知事の高橋はるみ氏・猪瀬直樹氏・女優の紺野美佐子氏を迎えて、10年先の安心・安全の社会の実現による「尊敬される日本」の創造についてパネルディスカッションが開催されました。東日本大震災を経験したこの国における国家政策とガバナンスの脆弱さや、社会に無関心な人間が増加したことで、希薄となった地域社会に対する個人の関わり方など、色々な角度から社会のあり方を考え、この危機的な状況を乗り越えるためには、次世代にどのような社会を残していくべきなのかを議論しました。どのフォーラム・セミナーにおいても、普段はテレビでしか目にしない著名人が本音を語り合い、実際に聞いてこそ感じることの出来る内容となっていました。
また、このサマコン前日に行われた公益社団法人日本青年会議所の理事会にも松山JCメンバーが多くオブザーブ参加させていただきました。2014年度第63回全国会員大会主管立候補LOMとして大野理事長が、私たちがなぜ「まつやま」の地で全国大会を開催したいのかを熱く、そして力強くPRさせていただきました。このPRの応援に駆け付けていただいた、四国地区内メンバーの皆様のパワーをいただき、全国のメンバーに向けて発信できたことと思います。四国地区内29LOMの理事長をはじめメンバーの皆様、誠にありがとうございました。
総務渉外室 室長 松本仁
[caption id="attachment_735" align="alignleft" width="300" caption="松山LOMナイト会場"][/caption]