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活動報告

2011年7月4日(月)事業報告

第24回 わんぱく相撲 まつやま場所


梅雨模様の天気の下、6月12日(日)、第24回わんぱく相撲まつやま場所を愛媛県総合運動公園相撲場にて開催いたしました。あいにくの天気にも関わりませず、松山市及び近郊の市町村より多くのご参加をいただき、28小学校、総勢178名のわんぱく力士を迎える事が出来ました。



本場所ではこれまでと異なる取り組みが二つありました。

まず一つは、開会式後、試合前に行われた講習会です。単なる競技としてだけでなく「礼儀」「感謝の心」を学んでもらいたいという想いで取り組みました。私達が思っている以上に子供達はひた向きに講習会に参加して下さり、昼食休憩時に青年会議所メンバーによるちゃんこ鍋の振舞いの際に、「ありがとうございました」と元気いっぱいで応える声が聞こえてきた時には、その講習会の意図が幼い心に伝わったのだと、ささやかでも、確実な一歩に嬉しく思いました。



もう一つは、従来行っていた団体戦を廃止し、今後のわんぱく相撲の裾野を広げていく為に低学年(1~3年生)の個人戦を行いました。「選手が集まらなかったら…」との不安もありましたが、多くの方のご尽力をいただき、低学年の部 わんぱく力士36名の参加をいただきました。その試合は、高学年の選手に見られる、力や技というもの以前の、「子供の元気さ まっすぐさ」を強く感じ、見事に周囲の大人達を巻き込んでいました。この子たちが住み暮らすまつやまを良い町にしなくては、という想いを改めて自分の中に確認できる良い取り組みであったと思っております。

なお、今大会の代表として、4~6年生の部 優勝者の皆様と共に、7月31日両国国技館にて行われます、「わんぱく相撲全国大会」に行ってまいります。離れた地からの想いはきっと子供達の助けになるものと思っております。応援をお願いいたします。



最後になりましたが、勝っても、負けても清々しい。そんな多くの試合を間近で見る機会を持てた、この事業の存在に感謝すると共に、これまでの準備段階から多くの時間を割いて下さった実行委員会メンバー、早朝の設営から運営までお手伝いをいただきました青年会議所メンバー、そして、この大会の主旨に賛同下さった多くの関係各位の皆様方に御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。



わんぱく相撲実行委員会副委員長 岡本公一
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