新年明けましておめでとうございます。
旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。年頭にあたり謹んでご挨拶を申し上げます。

2014年10月9日（木）～12日（日）、『取り戻せ日本の矜持を！　～「ことばのちから」が「たくましい国」日本へと導く～』のテーマを掲げた公益社団法人日本青年会議所　第63回全国大会松山大会では、行政・関係諸団体をはじめ多くの市民の皆様、四国地区内27青年会議所の同志の皆様、松山青年会議所シニアクラブ先輩諸兄の皆様に多大なご支援・ご協力を賜りましたことを深く感謝しております。1万人を超える志高き全国各地青年会議所メンバーが松山の地に一堂に会し、私たちが住み暮らすまちの魅力ある歴史・伝統文化はもちろんのこと、そして何よりも人の意識を変え未来を切り拓く「ことばのちから」と四国のアイデンティティである癒し・いたわりの遍路文化「おせったいの心」で最良のおもてなしを発信できたことは、松山青年会議所として誇りに感じる所存でございます。松山大会開催後も全国各地青年会議所メンバーより、「松山に行って本当に良かった。また行きます。」と本気・本音のことばを賜りましたし、松山繁華街からも「松山が活気づいた。また、皆様のお越しをまっとるけん！」と松山が一丸となりうる可能性を秘めたことばも多く賜ることができました。全国からは四国・愛媛・松山のファンになっていただき、松山市民は松山の持つ温かみのある独自な魅力と城山公園-堀之内-の底知れぬ可能性を再認識することで、さらなる愛着心につながったものと確信しております。松山大会以降が私たちにとって新たなるスタートとなるよう、松山青年会議所一丸となって邁進して参ります。

そして、松山城小天守の再建の決定を祝い、城下町（城山公園堀之内地区）で展開する昭和42年から始まった松山春まつり（お城まつり）や松山市の抱える問題解決に向けて市民と共に意識を醸成する「松山市民シンポジウム」の共催事業をはじめ、2012年度に松山青年会議所創立60周年を記念して開催された道後の温泉文化を発信する「道後温泉一番走り～湯上り頂上決戦～」などの多くの連綿と受け継がれてきた事業を進化させるとともに、わんぱく相撲まつやま場所を、教育委員会や相撲連盟の皆様と共にさらに進化させ、松山の小学生たちに相撲を通じて心身の健全な成長を促す機会をつくっていく所存です。

結びとなりますが、松山青年会議所63年目の運動を展開できることを、あたりまえではないことを深く認識し、これまで連綿と歴史を紡いでこられた先輩諸兄をはじめ全国各地青年会議所メンバーに感謝の気持ちを伝えるとともに、地域に最も頼られ必要とされる青年の団体として、人と人、人と地域がつながっていく本気・本音の市民運動を展開してまちとの信頼関係を築いて参りますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。