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活動報告

2013年11月18日(月)報告

第68回JCI世界会議リオ・デ・ジャネイロ大会

01フライト初日、ワシントンまで 03結団式 08オープニングセレモニー会場 09総会Ⅰ 10総会Ⅰ 13総会Ⅰ 21日本JC会頭レセプション 27ジャパンナイト 29JCIアワード&TOYPセレモニー 34キリスト像から見た背景 36解団式 44リオ→ヒューストン

BRICsという言葉ができて10年になるだろうか。ブラジル(B)、ロシア(R)、インド(I)、中国(C)の4カ国で、世界で最も元気のいい新興国のグループを指すのだが、2003年に初めてゴールドマン・サックスの調査員が使った言葉だという。しかしブラジルは1970年代からすでに成長著しい「新興工業国」とされていて、今更新興国でもないが、2009年の名目GDPランキングでブラジルは8位で間違いなく今世界経済を牽引している国の一つであり、今後の成長も確実視されている。今回はそのブラジルの魅力的な都市、リオデジャネイロ(人口610万人)で第68回JCI世界会議リオデジャネイロ大会が開催されたのである。リオデジャネイロといえば2014年にはW杯サッカー・2016年にはオリンピックが開催される注目の都市である。松山からは増田理事長、西村副理事長、門屋副理事長、黒田事務局長、そして井川直前会頭が参加した。今大会の日本JCのテーマは『Act for the Future』(つながりで未来を描こう)であると同時に大きなチャレンジがあった。一つは2015年の世界会議に金沢JCが立候補したことだ。二つ目はJCI副会頭に立候補した稲葉崇浩君(横浜JC)である。二つとも良い結果を生むことになり、新たなつながりがまた未来へとつながったのである。実はこの決定に至る総会Ⅱの前日に、私自身は愛媛ブロック協議会の会長として、日本JC会頭招待レセプションに参加していた。多くの海外NOMの会頭をご招待し、日本をPRするとともに、民間外交をする中でJCI金沢と稲葉君の支援について会話のおりに触れ、地道な招致・支援活動も行っていた。会場はブラジルの豊かな自然に囲まれ、ガラス越しに見える緑がライトアップされて本当に奇麗だった。小畑会頭ご夫妻も紋付袴と着物でご出席され、料理もお寿司や刺身など日本の魅力をたっぷりと考慮した内容で、まさにおもてなしの心が息づいていた。こうした日本JCの民間外交の努力が様々な場面で感じられた大会でもあった。また日本JCが開催したJAPANナイトでは多くの海外参加者にお越し頂き、会場は熱気に包まれると同時に日本の食・文化・伝統を伝える事ができた。私たちはミカンの被り物をして、ミカングミを振る舞い、愛媛の柑橘をPRした。四国内では松山JCだけの出店だったが、ずっと四国地区のメンバーがお手伝いをしてくれた。こんな遠い地で・・・。感謝の念がつきない。また大会の数週間前から日本JC関係委員会からリオ情報のメールがずっと送られてきていた。内容は、治安、両替、危険地域など様々である。しかしおおむねの情報が安全対策だったため、多少の不安も感じていた。実際に注意すべき場所や時間帯は多かったのだが、大きな事故もなく日本JC団は帰国をすることができた。これは本当に多くの時間と労力を費やし、今大会を影ながら支えて頂いた日本JC関係委員会のおかげである。心から感謝を申し上げたい。JCだけでなく私たちは日常多くの人の支えや努力の結果、様々な恩恵を受けている。自宅の前の道が整備されているのも決して当たり前の事ではない。そしてすべてはつながっている。多くのつながりを感じられる大会だった。余談になるが今回大会の主要ファンクションの合間の限られた時間の中で、柳生地区会長のお取り計らいで現地に住む日本人女性に現地を案内して頂き、四国地区のメンバーとともに現地人から見たリオを体感できた。地球の裏側でのこの経験は二度と味わえないだろう。しかし間違いなく私たちのつながりは強固なものになった。次の私の役目は若いメンバーにこの経験ができる機会をいかに作るかだと感じている。オブリガード(ありがとう)RIO! 帽子大輔
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