公益社団法人松山青年会議所のホームページです。

活動報告

2012年7月7日(土)事業報告

第25回わんぱく相撲まつやま場所 参加報告



今年度、6年生の部の優勝者の矢野剛成君(宮前小学校)は4年生・5年生と続けてわんぱく相撲に参加しましたが優勝することができませんでした。そして参加資格が最終となる今年、ついに優勝することができたのです。とても嬉しいと最高の笑顔と勇気を我々に見せてくれました。

これは6月17日(日)愛媛県総合運動公園相撲場にて開催された『わんぱく相撲まつやま場所』のワンシーンです。わんぱく相撲まつやま場所は7月29日に両国国技館で開催されるわんぱく相撲全国大会の地区予選です。わんぱく相撲全国大会2012年の大会テーマは『「勇気がくれる明日への力」~みんなの元気を日本中に広げよう!~』です。今年、過去最高となる約250人の小学生が参加し熱戦を繰り広げました。開会式終了後に礼法講習を約40分間行い、その中で、互いの体をぶつけることで「痛み」を知り、健闘を称え合うことで「感謝」を感じ、そして「礼儀」を重んじることの重要性を授業しました。相手がいるから試合ができるのだから相手に対し感謝をしようと指導していました。今年度の新たな取り組みとして横綱制度を導入し6年生の優勝者を横綱とし優勝カップを用意しました。また礼法講習の際に食育として郷土料理について学ぶ時間を設け、これまでのちゃんこ鍋と共に地産地消の郷土料理として鯛めしを振る舞いました。これには地域を愛することのできる大人に育って欲しいとの願いがありました。相撲は武道でありぶつかれば痛いし怪我をすることもあります。負けた悔しさで涙がこぼれてしまう子供もいました。それでも勇気を出して試合に参加してくれた子供たちの勇気が必ずや松山の明日への力となることでしょう。

わんぱく相撲とは

「わんぱく相撲」は1976年社団法人東京青年会議所が実施した「東京・23区の魅力度―第2回都民生活意識調査報告書」に基づき、遊び場の少ない東京の子ども達にスポーツの機会をより多く与え、心身の鍛練と健康の増進を目的として、身近に行えるスポーツである『相撲』をとりあげ、1977年に社団法人東京青年会議所が、23区全域に運動として展開したことに始まります。そして、国技館が蔵前から両国に移転する際に、「わんぱく相撲全国大会」を開催する方向付けがなされ、1985年8月4日に第9回「わんぱく相撲東京場所」と併催で、「わんぱく相撲全国大会―新国技館落成記念大会」が開催されました。2012年度も、第28回「わんぱく相撲全国大会」が開催されることとなり、当会議所においても全国大会の地方予選として第25回「わんぱく相撲まつやま場所」を開催しました。
  • 活動報告一覧はこちら