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活動報告

2012年3月26日(月)報告

公益社団法人日本青年会議所第139回総会及び復興創造フォーラム2012参加報告

 

3月10日(土)から11日(日)に岩手県盛岡市の岩手産業文化センターAPIOにて第139回総会ならびに復興創造フォーラム2012が開催されました。この会は例年3月に東京で開催していますが、全国の会員会議所が被災地の現状を再認識し、新たなる1歩を踏み出す機会とするため、今年から3年間、東北での開催を目指しています。2012年度は岩手県での開催でしたが、2013年度には宮城県で、2014年度には福島県での開催予定です。松山からは帽子理事長を筆頭に12名(日本JC出向者含む)が参加しました。3月でも東北には雪が積もっていて、会場へ向かう途中の広大な雪景色を見ると心が癒されました。会場へ着くとロビーでは岩手県社会福祉協議会主催の被災施設による販売ブースが出展されていました。現地の方が一生懸命販売されている姿が復興の芽のようにも感じられました。会場内に入ると東日本大震災写真展が開催されており多数の写真を見ると再び悲しみが込み上げてきました。また被災地の小学生が描いた未来の町の水彩画もありました。その絵には木の上に建物が描かれており津波が来ても流されない家と書かれており、幼い子供の辛かった体験を感じ取れる絵が多数見られました。開会時間となり日本JC第139回総会の後グローバルリーダー創造フォーラムがありジャーナリストの櫻井よし子氏と環境大臣の細野豪志氏と日本NPOセンターの田尻佳史氏をお招きしパネルディスカッションが行われました。東日本復興支援を振り返り、継続的支援とは何かを議論し、志高く国益を導き国際社会で活躍できる青年の必要性を問いかける内容でした。今後はグローバルリーダー育成塾という形で塾生を募集していくそうです。翌日の日曜にはエネルギー選択フォーラム『甦れ日本のエネルギー~自然エネルギーの可能性が未来を切り拓く~』が開催されました。趣旨説明の後、第93代内閣総理大臣 衆議院議員 鳩山由紀夫氏をお招きし、井川会頭との対談がありました。鳩山氏に我々JCの復興への取り組みのご理解を頂いた後、エネルギーについて議論を交わしました。鳩山氏より今のJCは政府より信頼があるから頑張ってほしいと激励されました。その後パネルディスカッションも開催されました。今回は開催地が遠いため移動にも随分時間がかかりましたが本当に参加してよかったと思いました。メンバーの中には自分の目でがれきを確かめたいと早朝より100キロも離れた海岸側まで行った方も多数いました。参加した多くのメンバーが、我々青年のその熱い情熱で被災地の多くのがれきを迅速に撤去するよう世論を確実に動かし、一日も早い復興をしなければならないと誓いました。
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